奥妙義・高岩　ハイグレードハイキング　ちょっとレベルアップ編

shakujii

２０２１年６月２９日　メンバー１２人

<<コースタイム>>
8：21 八風平登山口発→9：40 高岩雌岳→12：42 高岩雄岳→16：23 八風平登山口着

リーダーから

　ステップアップにふさわしい山ではと、藪岩魂「ハイグレード・ハイキングの世界」の書に
ある“高岩”を設定したものの登山適期を誤り、参加者の皆さんには岩との格闘ならぬヒルとの
格闘をさせてしまいました。が、目的の３０ｍの岩壁も楽しんでもらえたようで、レベルアッ
プ第一弾としての企画はまずまずでした。松（記）

参加者からの感想

○落石に注意！上信越自動車道の碓井軽井沢インターに近づくと、いつも見えている高岩。いつかは登ってみたいと思っていましたが、今回みなさんと登る機会に恵まれました。この山（岩）は下から仰ぎ見ると、そそり立つ岩峰が人間の進入を拒否しているように睨みおろすのですが、少しずつ時間をかけて近づいていくと、山はその登攀を許した者だけに高見の眺望を与えてくれたように感じました。今回は事前に講習の機会を与えていただいた懸垂下降の実践もでき、丁寧に少しずつ山に向き合うことで、無理だと思える山にも登頂できると実感しました。草留懸垂下降をもっと上手にカッコ良くできるようになりたいと思いました。大変楽しい岩トレでした。西上州は場所も近くて良いと思いました。参加者の皆さまお世話になりました。
杉（記）
○事前の懸垂下降の練習の成果をとワクワクしながら出発しました。約30m の岩場は水も滴
り、不安でしたがなんとかよじ登り、さあ懸垂下降！足の踏ん張りができず、左右に振ら
れ、お尻を岩に強打してしまいました。かっこよく下降できるのはいつになるやらです。
女性委員の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。（米）
○ハッキリしない天気の中、秋の不帰キレットに向けてのトレーニングの一貫として、今回初
めて高岩という岩山にいってきました。普段、上信越を通る際、この山の前を通過していたと
は全く知らず、なかなか姿の良い岩山です。本来、鎖が有るので鎖を使用して登るチムニー
に、ロープをたらし安全に登れる様、工夫して下さり有り難かったです。前日の雨の雫が岩に伝わり落ちてきます。鎖も岩肌も塗れているしチムニーの中も少し泥も混じりで滑りやすい状況の中、ロープにクレイムハイストのバックアップを取り登るという経験はとても参考なりました。滑りやすい下り坂においても同じくロープを張って下さりまた、泥んこになったご自分のロープを回収してくださり恐縮です。重ね重ね感謝の気持ちで一杯です。（舘）

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